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南紀・熊野・神川町


 2008年3月10日 更新分



 ね こ や な ぎ



 遠目には梅のようにも見える、ねこやなぎの花。工房近くの

 川原に群生しております。 「ねこやなぎ」 は この時期

 だけの愛称で、植物名としては 「川柳(かわやなぎ)」 と

 呼ばれるもののようです。 背丈は2メートルほど。 

 川が増水すると水没する場所でもあり、また初夏には

 近隣の皆さん総出の草刈り作業で刈られてしまうのですが、

 毎年 春が近づくと、新しく伸びた若枝に このように

 可愛い花をつけます。







   
































名前の通り、手触りは

短毛種の子猫そのもの。

植物なのに不思議なものだなぁ…と

感心しつつ自然を愛でる、といった

体を装いながら、内心では

「子猫、子猫!」 と

はしゃぐばかりの気持ちで、柔らかな

感触を楽しんでしまいました。

花開く前の鞘は、これまた猫の爪に

よく似ていて、可愛らしい。



白っぽい灰色をしているのが、雌花。


← こちらの写真は雄花で、赤っぽく

見えるのは 花粉袋です。 すでに

黄色い花粉も飛び出しています。


ねこやなぎを お家に飾る場合、

花瓶などに水を入れて生けると、花が

開き切ったり、落ちてきたりします。

水無しで立てておくと、長持ちする

そうです。 
    


  ね こ


 リアル・ねこ。

 最近知り合いになった、ご近所さんの飼い猫です。

 昨年秋頃、川原に捨てられていた模様。

 「うちに来るかい?」と話しかけたら、返事をして
 
 ついて来たとか。

 今は幸せそうで、丸々太って、とても人懐っこい。
 
 他人の私にも、すり寄ってきてくれます。


 



  


チャームポイントは、ちょっと

うつろな目?

たまに この方のお宅へ伺うと

すり寄ってくれるし、

じゃれついてくれるし。

とても嬉しい ひと時です。

しかし、リアル・ねこの爪は

痛いんだな…



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